「ヴィノフラディ」と「カルリーン」未知のプラハ

OLYMPUS DIGITAL CAMERAマテイ・ヴルボウスキー

私はプラハ出身でもチェコ人でもありませんが、今年は既にプラハに来て、4年目の生活を送っています。初めの3年間は寮生活で、毎年毎年私にとってまったく知らない新しい寮に引っ越して生活してきました。そのおかげで、プラハで育った人でなければ知らないようなところに住むことができました。

確かに、プラハの中心には幾つかの名所があります。それは否定できない事実です。例えば火薬塔、旧市街広場、カレル橋といった、14世紀ぐらいのきれいですばらしいモニュメントが私たちの目を楽しませてくれます。だが、それらはもはや観光化されていて、観光客以外の人があまり来ない所になってしまっています。ですから、休憩を取りたいときにや、彼女とちょっとした散歩に行きたいときには、こういった所に行っても、癒されないし、一息つくことができません。

それでは、もう半分プラハ人になっているこの私が散策したいときに、どこに行くのでしょうか。プラハの中心部で静かで観光客があまりいないところは、どこでしょうか。どこかと言えば、答えが二つあります。それがアール・ヌーヴォーの住宅地、「ヴィノフラディ」と「カルリーン」です。

まず、行き方を説明しましょう。今いるところをプラハの中心だと仮定すると、火薬塔の近くの「Náměstí republiky」という駅からトラムの8番(カルリーン方面)、あるいは「Muzeum」駅からトラム11番(ヴィノフラディ方面)に乗って行けます。トラムに乗ると言っても、10分ほどしかかかりません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAトラムの8番に乗って、「Karlinske náměstí」という駅で降りたら、カルリーンのメーンスポットの中の一つ、「聖シリルと聖メトディウス教会」が見えます。教会の前には落ち着いた雰囲気の公園と遊び場があるので、天気のいい日の散歩には丁度いいです。教会自体が19世紀後半に建られて、昔からカルリーンの名所として親しまれています。それだけではなく、チェコの教会ではより大きい方で、19世紀後半に建築された建物のモニュメントの一つとされています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA次に、教会から少し東の方へ行くと、アール・ヌーボーの家に囲まれている公園があります。大道路のすぐ近くなのに、車やトラムのガタガタした音が聞こえない静かなところです。アール・ヌーボーの住宅地の近くには、公園の南に小学校があります。これも19世紀後半のスタイルで建てられた美しい建物で、小学校というよりもカルリーンのメーンスポットです。

そして、カルリーンの散歩に疲れて休憩したくなった時には、どこへ行ったらいいのかと聞かれたら、この二つの公園にはいくつかのレストランや喫茶店がありますので、趣のある喫茶店の前の席に座って、きれいな住宅地の景色を見ながら、コーヒーを飲むことができます。

「Muzeum」駅からトラム11番に乗ると、窓からヴィノフラディの殆どが見られます。例えば、「聖ルデォミラ教会」や、「ヴィノフラディの市場」や、ヴィノフラディの給水塔や、「最高聖心教会」などといったところをトラムが通過します。ヴィノフラディはこういった名所のある、そしてプラハの中でいい評価が与えられている、とても住みやすいところです。

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ですが、ヴィノフラディに行くもっともの最も大きな理由がヴィノフラディの公園にあります。面積の広い、緑が一杯の、そしてきれいな景色の公園がそこにいくつかあります。彼女とよく散歩に行く公園は「リーグロヴェ・サディ」といいます。そこには冷たいビールが飲める店もありますし、そしてプラハの街並みが一望できる景色もあります。

今度プラハに来て、時間の余裕があったら、普通の観光地の他にここでご紹介した場所にも足を運んでください。いい経験、そして人ごみを避けて休むことができると思うからです。

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