ポスピーシロヴァー テレザ
国民劇場はチェコのオペラの象徴として知られていますが、それだけではなくチェコ人にとって特別な意味を持っています。オーストリア帝国において、初めて独立したチェコの劇場として、1881年に建てられました。だが同年火事によって消失してしまいました。再建のためにチェコの市民がすぐに沢山のお金を集めました。普通の人々ばかりでなく、有名な芸術家も手伝ってくれました。皆の努力をもって、1883年に再開されました。その時、劇場の舞台を守るために鉄の幕が築かれました。なんと、幕が三つあります。鉄の幕と絵が描いてある幕と赤いビロードの幕です。
オペラの世界が大好きで自分でもクラシックの歌を勉強している私にとって、国民劇場はただの劇場ではなく素晴らしい教室にもなりました。それでこの記事に私の国民劇場というタイトルをつけようと決めました。現代、沢山の人から、オペラがつまらないと言われています。しかし、私はそう思いません。舞台で行われている悲劇や喜劇の筋に夢中になったり、オペラの名曲を聴いたり管弦楽団全体を指導している指揮者の技術を見たりするのが好きです。二年前、歌の先生のおかげで初めて舞台裏を覗く機会を得ました。歌手の練習とか演奏の前の準備とか舞台裏の世界を見るのは本当に面白いです。今日は普通のお客さんが見えないところをご紹介しようと思います。写真を通じて劇場で夕方をすごしているような雰囲気をみせたいです。いつかあの舞台で歌って見るのが私の夢です。
では、幕のうしろの世界に入りましょう。。。
従業員の入り口 クロークの窓
舞台裏の廊下
衣服 バイオリンをチェックしている管理人さん
先生と同僚、うしろに劇場の若者
歌手の楽屋にいらっしゃいませ!
演奏の準備
おしゃれな衣服に着替える 合唱の担当者との相談
演奏の始まる時間が近づいています。
まだ空っぽな楽団の場所
舞台の準備が進められる
お客様が入場 電灯がだんだん暗くなっていく
上演中
アンコール、真ん中に立っているのが指導者
お客様が帰って幕が下がりて、劇場のラウンジが静かになりますした。
鉄の幕
誰もいないボックス席の廊下
舞台裏でやっと歌手がリラックスできます。
もしプラハに来たら、是非国民劇場へお出でください。一見の価値があると思います。ヴァーツラフ広場から路面電車で近いですよ。
劇場のリンク:http://www.narodni-divadlo.cz/